あるものが見たくて、小さな小さな教会を訪ねました。
ブルターニュのPONT-AVEN(ポンタヴェン)という田舎街のさらに街外れ。小高い丘の上にある、とても小さな教会へ・・。 途中、道に迷ってしまいした。小さな看板を見過ごしてしまったらしくて・・。こっちじゃないかもって思ったときには、冬の寒い日曜日、道を尋ねる人さえいなくて、ちょっと焦りました。 ひとりのマダムに出会い、教会を尋ねると、ずいぶんまちがってしまったことが発覚。途中まで案内してもらうことに。あの小さな教会を探していることにちょっと驚いた様子だったけれど、かわいい教会よ。って言ってくれました。 道を教えられたものの、人もいないし、不安になりながら↑写真の道しるべだけをたよりに歩いていく。 今度こそ着くよね! ひんやりとした空気と、ブルターニュでは珍しい(友曰く、前々日は嵐のような雨だったとか)冬の日差しのなか、歩いていくと・・ 見えてきた。 小さなとてもかわいらしい教会です。 『Chapelle de Tremalo』(トレマロ礼拝堂) アルル、タヒチに住む前のゴーギャンが、ブルターニュに住んでいたことはあまり知られてないのかもしれません。ポンタヴェン派といわれるグループのリーダーでした。 そして、ここには、あの彫刻が・・。 『LE CHIRST JAUNE』黄色いキリストのモデルになったものです。肌の透き通るような宗教画もいいのだけれど、この絵は、宗教画のイメージを打ち破るもの気がします。後の象徴派のはしりを言われたポンタヴェン派。見えるものをその通りにじゃなくて、イメージしての思考が強い絵画層です。この絵は、現在アメリカに。一度見てみたい。 人気blogランキングへ
by latartine
| 2005-12-12 04:15
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